目次

ニッポノホン50号
(後期型)

説明

函:用材は充分に乾燥せる樟樹の高尚な木目を選出して美術的に組合せ、数度の下塗りを経て特に丁寧なるマホガニー塗を施し仕上げ家具として実に美術的に致してあります。
機械:鋼材、真鍮材は最良品を用い二挺ゼンマイは椀中に装備し雑音なく、十吋ターンテーブル、緩急速度計付、腕金支柱其他付属金具は尽くニッケル鍍金を施し機能の精巧と外観の美麗は當に喇叭付蓄音器中の覇王で御座います。
振動盤:サウンドボックス ニッポノホン最上の雲母を用い、技術の極地を以て入念製作の品で発音の明瞭にして強大なるは他に比類が御座いません。
喇叭:真鍮製ニッケル鍍金、オーク材、何れも九枚合せ花弁型。
多人数の集会、店舗広告用として最も適当な蓄音器で至るところでご使用になっております。

仕様
  • 年代:大正中期〜

  • メーカー:日本蓄音器商会

  • 型番:第50号

  • 価格:100円

  • タイプ:ラッパ式

  • サイズ:◆喇叭
    口径:一尺七寸
    ◆函
    組立高さ:二尺五寸五分
    高さ:六寸八部
    前幅:一尺二寸三分
    奥行:一尺二寸五分
    ◆重量
    二貫九百匁

備考

ラッパは「真鍮製ニッケルメッキ」または「オーク材」の二種類があります。
長期間発売されていたため、機械は複数の改良型があります。

;